伸ばす散髪屋さん
ノウゼンカズラの乱

樹木医仲間と「ノウゼンカズラ植える人の気がしれない。」「あれ、しつこいよねー。とっても根っこが残って出てくるし、ちょっと怖い人よね-」
なんて、話していたんだけど、ありました。ノウゼンカズラ公園(アメリカノウゼンカズラかもしれないけど、冬なのでわからなかった)。
しかも銀座。

近くの木々などもツルに覆われた形跡があり、

ツルは切られてはいましたが、春にはすぐに覆う気です。

(アメリカ?)ノウゼンカズラの実もなっていて、(はじめて見ました。)

さやの中は、飛ぶ種がぎっしり!これ、広がったらひどくない?ちょっと恐怖を感じました。ツルの生き方は、他の木などを足場にして、そのままでもずるいのに、種までもこんなにたくさん飛ばすなんて、強欲なやつやなー(あまり種はみないんだけどね)
これ、両方やられたら、侵略的外来種になるんじゃないかな?
公園中のハーブ畑にも侵入してきて、よもやノウゼンカズラの乱!

ミントも逃げ出していましたよ。
ハーブ畑はノウゼンカズラ他、セイタカアワダチソウなどの外来種のみなさんも参戦し、戦国時代みたいでした。
銀座なのに。春はどうなっているのかなー。平和なハーブ園になっているのでしょうか?
巻き髭問題

まきひげのように他のものにからみつく植物あるでしょう。ウリとか、ブドウとか。

まきひげのクルクルは、なんでこんなにごちゃごちゃしてるんだろう?と疑問だったのだが、逆回転してちぎれにくくしていると本で読み感動。ちゃんと逆回転している。
しかし、これを言いふらかしていたら、「まきひげを持つ植物は、みんな逆回転しているんですか?」と、するどい質問。
ちなみに、これはカラスウリのまきひげ。ウリ科は逆回転していた。

ブドウも果樹は確認した。あと、図鑑で見る限りではあるがエビヅルもヤマブドウも逆回転している。

ぶどうのまきひげ

このまえ冬芽観察会でもらったヤマカシュウも逆回転していた。近いサルトリイバラもだろうか?サルトリイバラは冬は巻き髭が残ってないのよ。
あと、パッションフルーツ(クダモノトケイソウ)のまきひげもちゃんと逆回転していた。
あと、何があるかなー
しかし、みんな逆回転していることにあらためて驚く。このひと手間は、それほど良いことなんだろうか。ほんとうにちぎれにくいのか、逆回転してないのと比べてみたいものだ。