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暴走を抑えるただの虫

この前、イギリスでイタドリが家に繁茂し住めなくなっているというのをテレビで見た。イタドリが問題になっているのは知っていたが、実際これほどとは知らなかった。
以前書いたイタドリのブログ↓
http://machinoki.blog100.fc2.com/blog-entry-189.html

20120529 103_R
この前、イタドリがブロックを壊しているのを見たが↑

こんなんかわいいもんだった。

イギリスでは、イタドリの成長のスピードが速く、駆除が追いつかないようだ。せっかく買った家が、イタドリ付物件だった家族は、家の中まで生えてくるイタドリをとらないといけない。また、周囲に広がると、訴えられる可能性もあり、その恐怖にさいなまれていた。

なぜ日本では、イタドリはそんなに猛威を振るわないかというと、日本にはイタドリを食べる虫がたくさんいて、成長が抑えられているのだそうだ。つながりがあって、自然はバランスをとっているんだね。

イギリスは日本から、イタドリの天敵イタドリマダラキジラミを輸入するんだと。ハブとマングースみたいにならなきゃいいけど・・・

プラタナスなんて、日本に害虫がいないから街路樹に採用されたようだけど、そういう考え方はちょっと怖いね。(プラタナスグンバイがちゃんとついてきたけどね)
だれも食べる虫がいない植物は、暴走する可能性があるのだ。もちろん全てじゃないけど

最近殺虫剤のCMが多いけど、意味なく虫を殺しまくるのも、怖いね。あと、毎年オオスズメバチを殺しすぎなんじゃないかと気になる。凶暴なキイロスズメバチを抑えてるのはオオスズメバチと聞いたから。。。

有機農法の人が言う「ただの虫はただならぬ虫」って本当だ。知らない虫たちが、どんだけ暴走を押さえてくれているのか・・・計り知れないのだ。
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プロフィール

Author:iwatani minaeなみふぇ
岩谷美苗
1967年島根出身。東京学芸大学卒業後、たまたま女性初の森林インストラクターとなる。味をしめて樹木医の試験も受け、1998年に樹木医に。調子にのって2000年にNPO樹木生態研究会を設立し、樹木調査を始める。かろうじて結婚してもらい、一応2児の母。現在、街の木らぼ代表。
著書「図解樹木の診断と手当」2002年農文協発行 共著。
「街の木のキモチ」2011年山と渓谷社。「街の木ウォッチング~オモシロ樹木に会いに行こう」2016年学芸大出版会(全国学校図書館協議会 第50回夏休みの本「緑陰図書」に選ばれました)「樹の手帳」2017年東京書籍。「子どもと木であそぶ」2018年東京書籍


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