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サクラの公園はいかにサクラを植えないかがキモじゃね?

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昨日は上越のサクラの名所の高田公園で、サクラの管理に関わっている人たち向けに講演しした。
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街を歩くと、小さな木にも1本一本雪囲いをして、大変なことだ。
高田の人たちはとても樹木愛・サクラ愛があり、なんだかあんまりサクラ愛がない私がしゃべるのは恐縮なんだけど、逆に気がづいたことがあった。サクラは連作が難しいので、公園全体をサクラ一色にしてしまうといつか立ち行かなくなってしまう。いかにサクラを植えないエリアをキープできるかが大事なんではないかと。サクラが枯れそうなところには、あえて別な木を植えて、長い目でローテーションしていくのが長く桜の名所として生きる方法かもしれないと。
でもこれは私の思いつき。やるとなると、「なんでサクラを植えないんだ」と反発があるんだろうな。落ち葉もサクラの落ち葉はアレロパシーがあって、サクラの葉の出すクマリンは除草効果があるよって話したのだが、落ち葉に対する抵抗は大きいらしい。落ち葉があってオシャレに見えるような演出が必要なんだろうなー
高田公園内には子どもたちが遊べる施設もあるから、枯れたサクラの後に子どもらが親しめる木を植えて欲しいな。どんぐりとか、ムクロジとかアオダモなんかもいいなーと個人的妄想。
一度サクラを植えた場所にサクラを植えると成長がよくなく、一度もサクラを植えてない場所に植えるととても成長がいいみたい。
サクラの後に無理にサクラを植えるのは病害虫も増えるだろうし、お金や手間がかかるだろう。無理のない管理がいいよね。

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城のそばにサクラのヒコバエもあった。これなら連作障害ない。
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スタッフの人たちはわかってて、ヒコバエを大事に育てようとしている。

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関係ないけど、駅のそばでみつけた「ひこばえの森」!まさにサクラの公園の未来を先取りしていた?
年をとったら、ショートステイしたいものだ。遠いけど。

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ついでに駅のそばにキリも発見!雪に埋もれて無理だろうなーと思っていたが、ここでもキリ鉄できてうれしかった。

なんだか歓迎してもらい、本もたくさん買っていただき、ありがとうございました。雪の時期に来れて、雪の大変さを少し見られて良かったです。また行きたいです。
#桜#後継樹#ひこばえ#萌芽更新
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プロフィール

Author:iwatani minaeなみふぇ
岩谷美苗
1967年島根出身。東京学芸大学卒業後、たまたま女性初の森林インストラクターとなる。味をしめて樹木医の試験も受け、1998年に樹木医に。調子にのって2000年にNPO樹木生態研究会を設立し、樹木調査を始める。かろうじて結婚してもらい、一応2児の母。現在、街の木らぼ代表。
著書「図解樹木の診断と手当」2002年農文協発行 共著。
「街の木のキモチ」2011年山と渓谷社。「街の木ウォッチング~オモシロ樹木に会いに行こう」2016年学芸大出版会(全国学校図書館協議会 第50回夏休みの本「緑陰図書」に選ばれました)「樹の手帳」2017年東京書籍。「子どもと木であそぶ」2018年東京書籍


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