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筑波実験植物園。地味な子萌え

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森林インストラクター会のメンバーと筑波実験植物園の下見。植物園の職員の二階堂氏にご案内いただく。
野生で絶滅のコシガヤホシクサ。水生植物の中には季節で水位を変える必要があるものがあり、一度水位を変えるのを忘れただけで絶ってしまうとは聞いてはいたが、これなんだ。しかもこの地味さ。
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看板の解説もあるが、どれがコシガヤホシクサ?ええ!これ?と普通の人は言うだろう。

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隣にはド派手なシャクナゲが咲き乱れ、コシガヤホシクサの存在感は空気並みだ。
園内には絶滅危惧種のコーナーもあり、見て回ったが、植物好きな私たちでさえ、これといった見どころを見いだせないぐらい地味だった。だからなかなか守ろうって運動にはなりなりにくいんだね。
しかしコシガヤホシクサは水位を変えないと生きていけないって相当神秘的な植物で、たぶん田んぼ以前からそういう環境で、生き残っていたんだろうということだ。地味な子は知れば知るほど深いのだ。

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これも二階堂氏に言われないとスルーしそうな植物。まるでアロウカリアかコウヨウザンみたいな木。
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「ウォレミア」という地味にすごい木(看板参照)。二階堂氏はこの世話を頼まれ、何も情報もなく、病気になったりして、大変だったそうだ。

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一方、なんじゃこりゃ?という花が咲いていて、
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オロンチウムという里芋の仲間らしい。

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こういうキモイ系は注目しちゃう。目立つというか個性的という意味ではキモイほうが美しいより勝るかもしれない。
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クマガイソウも咲いていたが、これもどちらかというとキモイ系。個性あるね。

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ヒスイカズラも美しい系で売り出しているが、色あせた感じがさびれた商店街を彷彿をさせる地味よりな花だ。

二階堂氏のおかげで、一見地味だけどすごい植物の魅力と、管理の苦労を聞くことができました。
ありがとうございました。
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プロフィール

Author:iwatani minaeなみふぇ
岩谷美苗
1967年島根出身。東京学芸大学卒業後、たまたま女性初の森林インストラクターとなる。味をしめて樹木医の試験も受け、1998年に樹木医に。調子にのって2000年にNPO樹木生態研究会を設立し、樹木調査を始める。かろうじて結婚してもらい、一応2児の母。現在、街の木らぼ代表。
著書「図解樹木の診断と手当」2002年農文協発行 共著。
「街の木のキモチ」2011年山と渓谷社。「街の木ウォッチング~オモシロ樹木に会いに行こう」2016年学芸大出版会(全国学校図書館協議会 第50回夏休みの本「緑陰図書」に選ばれました)「樹の手帳」2017年東京書籍。「子どもと木であそぶ」2018年東京書籍


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