FC2ブログ

ギブミー木陰権

この春うちのアパートの木は全部引っこ抜かれて、砂利ひかれて、あちーです。
葉っぱがあれば、葉から水を蒸散するとき、気化熱を奪ってくれて、温度が下がるんです。それで緑のカーテンがはやっているんだと思うんだけど、いまいち理解されていないような感じします。

20110915 015_R
葉をたくさんつけているのに
20120713 042_R
なぜ今切るんだろう?

大きくなって困るなら、今じゃなくて涼しくなってからでいいじゃないですか。何も熱中症のリスクを冒してまで作業しなくても・・・

緑のカーテンは伸ばすのに、木は剪定するんですよね。散髪で涼しくなるのと違いますから・・・
葉が茂ってる方がより気化熱奪ってくれるから、涼しくなり、伸ばしておいたほうが断然節電になるのです。
木も光合成の最適な温度が25度らしく、その温度に冷やそうとしているのです。今剪定するのがどんだけ損かわかってもらえますか?

20110710 025_R
昨年気温を測ってみたのですが・・・インターロッキングの上は49度のとき

20110710 024_R
すぐ近くの雑草のところは46度 ちょっとでも草があれば気化熱奪ってくれているんです。

20110710 044_R
そして落ち葉のつもる林の中は33度。ずいぶん違います。

樹木医さんで「日照権ができてから、木がかなり切られた」という人がいて、すごく納得した覚えがあります。建物で日陰になるのと、木で日陰になるのは違うと思うんですよね。落葉樹なら冬は日があたるんだし。
ギブミー木陰権、草ぼうぼう権!

引っ越したくて物件を探すも、すべてコンクリートに固められて、土がない。コンクリートは熱を集めてほっかほかの空気を運んでくれます。節電と言うわりに、こんな物件ばかりで、残念に思ってます。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:iwatani minaeなみふぇ
岩谷美苗
1967年島根出身。東京学芸大学卒業後、たまたま女性初の森林インストラクターとなる。味をしめて樹木医の試験も受け、1998年に樹木医に。調子にのって2000年にNPO樹木生態研究会を設立し、樹木調査を始める。かろうじて結婚してもらい、一応2児の母。現在、街の木らぼ代表。
著書「図解樹木の診断と手当」2002年農文協発行 共著。
「街の木のキモチ」2011年山と渓谷社。「街の木ウォッチング~オモシロ樹木に会いに行こう」2016年学芸大出版会(全国学校図書館協議会 第50回夏休みの本「緑陰図書」に選ばれました)「樹の手帳」2017年東京書籍。「子どもと木であそぶ」2018年東京書籍


最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR